ピシッとアイロンのかけられたきれいで清潔感のあふれるハンカチを持っていたとしても、マナーがなっていなければ何の意味もありません。
女性の必須アイテムであるハンカチですが、ただ持っていればいいというわけでなく、しっかりとマナーを守って使う事でマナーのある素敵な女性として見てもらう事ができます。
また年上の人ほどマナーに厳しい傾向があるのでそういった人から好印象を得られるのは嬉しい事です。
大人の女性として最低限のマナーは知っておくようにしましょう。
最近では綿のハンカチでなくタオル地のハンカチを使用している人も多くいます。
ただし、タオルハンカチの場合、デートやお出かけ、プレゼントといった際には問題ありませんが、冠婚葬祭の時に使用するとマナー違反となりますので注意しましょう。
白いハンカチであっても日常的に使っているものであれば基本的にはマナー違反です。
冠婚葬祭専用のハンカチは別で用意しておくようにしましょう。色は白がふさわしいとされていますが、淡い色であればピンクや水色、クリーム色でもかまいません。
普段は清潔なハンカチを1枚カバンの中に入れておければOKです。
タオル地のものは吸水性がいいので手を拭いたり汗を拭くのに向いています。
デートの時は自分用と彼用の2枚もっていくことで気が利くという印象を与える事ができます。女性らしいデザインで肌触りのいいものをもって行くようにしましょう。
お手洗いで手を洗ったあとだけでなく、水族館のふれあいコーナーや、屋外で汗をかいた時など色々な場面で使えるのでデートの時にはハンカチは忘れないようにしましょう。
大きめのハンカチであれば飲食店など室内が少し寒い時なんかに膝の上や肩にかけて防寒することが出来るので便利です。
仕事で使うといった人はできればタオルハンカチと綿のタオル両方をもっておくのがおすすめです。
タオルハンカチはあまりにカジュアルになりすぎるので失礼だと思う人もいる様なので人前では綿のハンカチを使うようにしましょう。
職種にもよりますが、スーツを着用しているといった場合、ポケットに入れてしまうと形が崩れてしまってみっともない為、ハンカチはカバンに入れておきましょう。
また人前で使用する際は「失礼します。」とひとこと添えてから使用するとマナーのある人だと好印象を得ることができます。
まずはじめに新郎新婦にハンカチを送る事は「手切れ」を連想させるので絶対にNGです。気を付けましょう。
多少のレースや刺繍が入っているものはOKです。
お手洗い用と口元や涙を拭う用といった風に使い分けられると清潔感がアップします。結婚式などのカバンは小ぶりなので無理に入れる必要はありませんが、余裕がある場合は2枚もって行っておくと安心です。
お葬式だからといって黒である必要はなく、白いハンカチが一般的です。もちろん黒でもOKです。
できるだけ何の装飾もないシンプルなものを用意しておきましょう。
ただし、いくらシンプルであっても光沢があってキラキラと光ってしまう素材のハンカチはマナー違反となってしまいます。気を付けましょう。
綿のハンカチはしわになりにくいのでポケットなどにしまう際は次に取り出した際にしわくちゃにならないようしっかりきれいにたたんでからしまうようにしましょう。
ハンカチのマナーについてお伝えしました。
そこまで気にしなくてもって思う人もいるかもしれませんが、そこまで気を使えるからいい女なんです。
それに結構細かい部分って気づかないうちに見られていたりするものなんです。ハンカチの使い方ひとつでいい女度がぐっとあげられるならむしろラッキーです。
マナーを守って美しくきれいに使えるようにしておきましょう。
いつでもどこでも、食後だけでなく口臭が気になったらすぐに磨けるようにカバンの中に入れて持ち歩けるようにしましょう。
大人だからこそ。自分の身は自分で守るといった効果だけじゃなく他にもたくさんの効果がある事をきちんと知っておきましょう。