大人の女性だけでなく若い子が常に持ち歩いてる薬でもっとも多いのが痛み止めの薬だと思います。
頭痛や腹痛、女性の場合は生理痛の症状が出た時などに飲む事が多く、ほかに腰痛や歯痛、解熱の作用があるものもあるので多くの女性の必需品になっている薬です。
薬局やドラッグストアで市販されているので気軽に買って飲む事ができますが、実は種類が色々ある。正しい飲み方がある。って知ってましたか?
副作用がでないように、そしてきちんと効果が得られるように、痛み止めの種類と正しい飲み方についてご紹介したいと思います。
簡単に言うと強い鎮痛効果のあるステロイドではない薬が、非ステロイドです。
違うのであれば効果がないんじゃないか?と思ってしまうと思いますが、「非」であっても鎮痛効果はあるので安心して下さい。
ステロイドの場合は使い方に注意する必要があり、医師の指示が必要です。
非ステロイドは飲むとプロスタグランジンという痛みを感じさせる物質の生成、増殖を抑えてくれるので鎮痛効果があるという事のようです。
非ステロイドが効かない場合に使われるのがこの弱オピオイドです。
依存性があるので使用には注意が必要です。
慢性的な痛みや、外傷、手術後、分娩、がん、神経障害などの痛みの鎮痛に使用されています。
脳に痛みの伝達を伝えにくく、そして脳からは痛みを抑えるように伝えやすくする事で鎮痛するといった作用があるようです。
非ステロイド、弱オピオイドよりもさらに強力な痛み止めがこの強オピオイドです。
効果が強い分、副作用もかなりあるといわれています。
ただし、医師のもと正しい使い方をしていればがん治療の薬としてこんなに活躍している薬はありません。
依存性がある事もわかっているので万が一処方された場合は、どういう薬なのかよく知ったうえで、またはしっかり医師と相談したうえでの服用をおすすめします。
薬によって色々ですが、痛み止めの場合は基本的には食後に飲むようになっている事が多いです。
食事が終わってから30分以内に飲むようにしましょう。
どうしても空腹時に飲まなければいけないといった場合はコップ一杯の牛乳を飲んでから飲む事で胃が荒れるのを防ぐ事ができます。
市販の薬を飲むといった場合は外箱、もしくは説明書に書かれている用法用量に従って正しく飲んでいれば問題はありません。
自分の判断で勝手に量を増減してしまう、飲む回数を増やすなどがないようにしましょう。
コップ一杯の水もしくはぬるま湯と一緒に飲みましょう。
その際コップの水はしっかりと飲み干しましょう。
水をたくさん飲む事でしっかりと薬を溶かし、吸収されやすくします。
少ない量の水や水なしで飲むと溶けにくくなってしまい、吸収されにくく効き目が弱くなってしまうなど、 せっかくの効果を実感する事ができなくなってしまうので注意しましょう。
最後に薬を飲んでから最低でも4時間以上空けてから次の薬を飲むようにしましょう。
もし前に飲んだ薬が全然効かないといった時でも4時間以上空いていれば別の薬を試してもOKです。
一緒に飲んでもいい薬と悪い薬、また一緒に食べたり飲んだりするものなど、痛み止めの種類や成分によって違いがあります。
一緒に飲む事で副作用や効果が強く出てしまったり、逆に効きづらくしてしまうといった事もあるので自分の飲んでいる薬についてしっかりと把握しておくことがなにより大切です。
・空腹時を避ける
・1週間以上連続しての服用は避ける
・お酒と一緒に飲まない
・風邪薬と併用しない
・勝手に細かく砕かない
・車の運転、機械の操作は避ける
・15歳以下は服用してはいけない
・65歳以上の高齢者は服用に注意する
・ぜんそくの人は種類に注意が必要
・アレルギーをもっている人は医師に相談
いかがでしたか?
普段、ただ痛いから飲むといった飲み方をしている人も多いと思いますが、人によっては副作用が強く出てしまうことがあったり、飲み合わせが悪いと効果がでない。身体に悪影響を及ぼすといった事もあります。
直接身体の中に入れるものなので充分に注意し、正しい飲み方で痛みを解消し元気に快適に過ごせるよう、うまく利用できるようにしましょう。
いつでもどこでも、食後だけでなく口臭が気になったらすぐに磨けるようにカバンの中に入れて持ち歩けるようにしましょう。
大人だからこそ。自分の身は自分で守るといった効果だけじゃなく他にもたくさんの効果がある事をきちんと知っておきましょう。